Report session of Ruins Exploration 2023 in Sri Lankan jungle

 

 NPO法人 南アジア遺跡探検調査会が昨年夏にスリランカ南東部ウィラ川流域のジャングルで行なった遺跡探査の報告会を、1月21日 (日曜日) 午後1時から、明治神宮外苑の絵画館で開催します。

 これは2023年7月から8月にかけて隊員16名が参加した探査隊で、昨年は同国で私たちが1973年に探検活動を始めてから、ちょうど50年目に当たる記念すべき年でした。

 今回は、私たちの過去50年の歴史の中で、最大の発見であった摩崖仏三尊像 (大乗仏教遺跡)を新機軸で再調査した記録をはじめ、近隣で新たに発見した遺跡などの探検成果のほか、ジャングルでの暮らしや探査隊の活動、運営にまつわる諸々を、各種画像や映像を交えて報告します。

 探検のベテランや考古学者、報道隊員の新聞記者など7人の社会人と、早大、慶大、明大、法大、立大、関大の探検部から集まった9人の学生が、立派に仕事をやり遂げた今回のスリランカ密林遺跡探査——。

 半世紀の探検の歴史を踏まえた新たな探検の生々しい報告です。興味ある方は、ぜひご来場ください。